2017年は西日本で例年の2倍から4倍もの花粉が飛散し、今まで花粉症ではなかった人でも新たに花粉症の症状が出る人が増えています
マスクなどの花粉症対策グッヅもたくさんありますが、症状を抑えるためには薬を飲むのが一番早い方法です
今年出た市販薬で話題のアレグラとはどのような薬か調べてみました
アレグラとは
花粉症を抑える薬には、いろいろなものがありますが、花粉の刺激を受けて分泌されるヒスタミンという科学物質を直接抑えるのが、抗ヒスタミン剤です
ヒスタミンは鼻水やくしゃみを引き起こす物質で、これを直接抑えることで効き目がすぐに出るのが特徴です
抗ヒスタミン剤の代表的な薬がアレグラという薬です
スイッチOCT薬
今まで抗ヒスタミン剤は医療用医薬品として、病院で使用されていました
病院などで長い間使われて、十分に安全性が確認された薬の場合、医薬品から一般用医薬品(OCT薬)に切り替える場合があります
そのような薬は「スイッチOCT薬」と呼ばれます
アレグラもそのようなスイッチOCT薬の一つです
抗ヒスタミン剤を含んだ市販薬はすでに販売されていたのですが、
副作用として、眠気が問題になる場合た多くありました
そこで、眠気などの副作用を抑えた第2世代の抗ヒスタミン剤として開発されたのがアレグラです
アレグラ服用時の注意点
眠気が起きるという副作用は抑えられていますが、もともと医療用の薬として使われていただけに、副作用には十分注意する必要があります
次のような点に注意が必要です
・アレグラに対してアレルギー反応を示したことのある人は服用しない
・15歳未満の子供は服用しない
・服用後に飲酒をしない
・授乳中の人は服用を避ける
・他のアレルギー用の薬と併用しない
アレグラを含んだ市販薬
アレグラを含んだ市販薬にアレグラFXがあります
他にも第2世代の抗ヒスタミン剤を使った市販薬にアレジオン10やストナリニZがあります
第2世代の抗ヒスタミン剤は眠気が起こりにくいのですが、服用後に飲酒を避けるなどの注意点は同じです