ココナッツオイルはココナッツの果肉から抽出されたオイルです
ココナッツオイルが日本でブームになったのは、ダイエット効果があるとされたからですが、それ以外にも美容オイルとして使われたり、アルツハイマー型認知症の進行を遅らるという事例が報告されたりしています
ココナッツオイルのダイエット効果
ココナッツオイルの主成分は飽和脂肪酸です
飽和脂肪酸はラードなどの動物性の油に多く含まれる成分でダイエットの大敵と思われがちです
しかし、ココナッツオイルの飽和脂肪酸は消費されやすく、バターやラードなどと比較すると吸収率が4倍で素早く吸収され、10倍の速度で脂肪燃焼されるそうです
だから、中性脂肪として体内に残る心配はあまりないということです
そして、ココナッツオイルはブドウ糖が不足したときに、脂肪を燃やす過程で作られるケトン体を増やす働きがあります
炭水化物ダイエットなどは、ブドウ糖の量を制限することによってケトン体を増やし、中性脂肪を燃焼させようとしますが、ココナッツオイルは摂取するだけでケトン体を増やすことができるのです
アルツハイマー病の進行を遅らせる
アルツハイマー病はブドウ糖の消費を阻害するということで、ケトン体を増やすことによってその病気の進行を抑えることができるという報告がなされているのです
美容オイルとしても用いられる
ココナッツオイルは粒子がとても細かいので、べとつがず、肌になじみやすいので美容オイルとしても使われます
ココナッツオイルの50%は母乳にも含まれるラウリン酸で、肌を弱酸性に保ち、紫外線から守り、優れた保湿性を持っています
人工的な成分が含まれない、ヴァージンオイルはメイク落としやスキンケア、ヘアケアにも使われます
注意点
ココナッツオイルも大量に摂取すれば、太る原因になります
ダイエットに最適な量は1日大匙2杯ほどといわれています
また、まれにココナッツオイルにアレルギー反応を示す方もおられます
肌に塗って発疹が出たり、食べた後下痢を起こしたりした場合は病院でアレルギー検査を受けることをお勧めします