ダイエットのために運動は必要か

ダイエットのために、ランニングやウォーキングを始める人は多いでしょう
しかし、運動によるカロリーの消費量は非常に少ないのです
運動のみで、体重を減らすことはほとんど不可能といっても良いくらいです

体重を減らすという目的ならば、まず第一に食事内容を考えるべきです

よく言われるのが、運動をすることによって基礎代謝を上げること
しかし、基礎代謝の大部分は内臓の運動など、自分では制御できない部分でなされるのです
筋肉を増やせば、基礎代謝が上がるというのは事実ですが、それは基礎代謝のほんの一部に過ぎないのです

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運動の消費カロリー

ダイエットのために行われる運動の代表といえばランニングです

ランニングの消費カロリーはほぼ次の式で表されます

体重(kg)×時間(h)×7(kcal)

体重50㎏の人が1時間ランニングをすれば350kcal消費することになります

ウォーキングの消費カロリーは次の式です

体重(kg)×時間(h)×4(kcal)

体重50㎏の人が1時間ウォーキングすれば200kcalとなります

ごはん1杯のカロリー

代表的な食事のカロリーとして、よく例に挙げられるのがごはんのカロリーです

普通盛り(140g)のごはんのカロリーは235kcalです

つまり、1時間ウォーキングしてもごはん1杯分のカロリーも消費してはいないのです

運動したのだから、多少食べても大丈夫と考えがちですが、運動で消費したカロリー以上に食べてしまうことのほうが多いでしょう

そうなれば、むしろ運動した満足感からたくさん食べてしまい、逆に体重が増えてしまうことになりかねません

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運動はダイエットのためではなく、健康維持のため

運動は無益かというと、決してそうではありません

体重を減らす目的で運動をするという場合、運動だけでは目的を達成するは難しいというだけの話です

健康維持のために運動が有益であることは言うまでもありません

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