肥満やガンなどの生活習慣病を防ぐアマランサス

2013年は国連が国際キヌア年と定めて、その普及を提唱しました

これは、現在の農業が小麦や米などの大量に消費される作物に依存していることを見直し、
人類がこれまで栽培してきた作物の中で栄養価や収穫量の面で見直されるべき品種の普及を図る目的がありました

こうした観点から見直されるべき作物の候補としてはアマランサスも挙げられます

アマランサスの栄養価はキヌアと非常に近く、タンパク質や食物繊維の比率が高く肥満やガンなどの生活習慣病の防止に役立つと期待されます

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アマランサスとは

アマランサスは紀元前4000年ころからメキシコで栽培されていた作物です
スペインの制服以降は栽培量が減っていたのですが、必須アミノ酸のリジンが多いという発見で再注目されました

日本では、岩手県、長野県で栽培されています

粒が小さいので、米に混ぜて炊飯器で炊くのが一般的な食べられ方になっています
粉にして小麦粉に混ぜれば、パンやケーキにもできます
小麦粉に少ないリジンが加わるので、栄養バランスも良くなります
また、ポップコーンのように加熱すると爆ぜるので、スナックとしても利用できます

アマランサスの効果

アマランサスの食べさせた動物実験では、コレステロールが減少したという研究結果が報告されています
また、血糖値の上昇が抑えられるので糖尿病の患者食として適しています
アマランサスはグルテンを含まないので、セリアック病患者の代替食としても利用できます

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アマランサスの栄養価

アマランサス キヌア ソバ トウモロコシ コムギ 玄米 白米
エネルギー(KcaL) 358 399 364 350 337 350 356
タンパク質 12.7 14.6 9.6 8.6 10.6 6.8 6.1
脂質 6 5.6 2.5 5 3.1 2.7 0.9
炭水化物 64.9 64.4 73.7 70.6 72.2 73.8 77.1
カリウム 600 927 390 290 470 230 88
カルシウム 160 149 12 5 26 9 5
マグネシウム 270 250 150 75 80 110 23
9.4 13.2 1.6 1.9 3.2 2.1 0.8
亜鉛 5.8 4.4 1.4 1.7 2.6 1.8 1.4
食物繊維 7.4 13.4 3.7 9 10.8 3 0.5

(単位:無機質はmg/100g、その他はg/100g)

キヌアと似た栄養価です
キヌアと同様にタンパク質が多く、必須アミノ酸をバランスよく含んでいます
また、鉄などのミネラル分も多くなっています
表にはありませんが、葉酸の量が多いことやサメの肝油に含まれるスクアレンが多いなどの特徴があります

参考資料:国際農林業協力Vol.36「アマランサス:古代の高栄養食品は食料安全保障を高めるか?」

 

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