ヘンプシード、日本語にすれば麻の実です
麻の実からとれる油がヘンプシードオイルです
脂肪には、体内で合成できるものと、出来ないものがあります
体内で合成できない脂肪は食物から摂る必要があります
このような脂肪は必須脂肪酸と呼ばれます
ヘンプシードオイルには、必須脂肪酸が豊富に含まれています
必須脂肪酸はさらにオメガ6、オメガ3の種類に分かれます
現代人はオメガ6脂肪酸を多く摂りすぎる傾向にありますが、その比率が理想的な3:1の割合で含まれているのが、ヘンプシードオイルです
これらの脂肪酸は熱に弱いため、ドレッシングなどの調理法が向いています
ヘンプシードに含まれる脂肪酸にはγ(ガンマ)リノレン酸が含まれています
この成分は、アレルギー性皮膚炎や炎症などの疾患に効果があるという報告もなされています
大麻とヘンプシードの関係は
麻の葉や穂にはTHCという陶酔成分が含まれています
これを生成したものが、大麻(マリファナ)です
しかし、油を搾る種にはTHCは含まれていません
麻薬用の麻はTHCが多く含むように品種改良されたものです
逆に産業用の麻はTHCをほとんど含みません
日本では昔から麻を栽培しており、その茎からとれた繊維で麻布などを作ってきました
また、種も食用として用いられてきました
七味とうがらしの七味のなかには麻の実が入っています
ヘンプシードオイルの入手方法
麻の栽培は、日本国内では制限されているために、輸入に頼るしかありません
だから少し、値段が高いのが難点です
有機 麻の実油(ヘンプオイル) 230g[ヘンプキッチン ヘンプシードオイル(麻の実油)]
例えば、上の製品は230gで1,944円です