夏になると、するすると食べられる冷たいところてんがおいしく感じます
ところてんはテングサという海藻から作られる食品で、98%以上が水分です
ほとんど栄養がないので、ダイエットには向いています
なぜ固まるかというと、食物繊維が豊富なためです
食物繊維は消化されないため、栄養にはならないのですが、腸の中で善玉菌の栄養になります
それで、整腸作用が期待できます
寒天はところてんを凍結乾燥させたもので、とうふに対する高野豆腐のような関係です
ところてんの栄養素
ところてん100gの栄養素は次のようになっています
熱量 2kcal
ヨウ素 240μg
食物繊維 0.6g
ヨウ素の1日の摂取量は130μgなので、100gのところてんで十分摂れています
3000μgが上限とされています
食物繊維は1日19gが目標とされています
実際の摂取量の平均は13gほどなので、6gほど不足しています
ところてんに含まれている食物繊維だけでは不足を補うのは難しいので、他の食品からも食物繊維を取るように心掛けましょう
ところてんダイエットの方法
朝食、昼食、夕食の前に150gのところてんを食べる
これだけです
ところてんが好きでも毎食事ごとに食べるので飽きるというのが、このダイエット法の最大の難点です
たれは、黒蜜を使ってはダイエットの効果が薄れるので、酢醤油などにしましょう
飽きたら、代わりに寒天を代用するのも1つの方法です
寒天ならば、いろいろバリエーションも考えられるのではないでしょうか
ミルク寒天とか、トマト寒天などはいかがでしょう
1日450gのところてん(寒天)を摂れば2.7gの食物繊維が摂れることになります
ところてんを利用するのは、手軽に用意できるという意味が大きいので、
時間があるときは寒天などを利用して様々な調理法で飽きない工夫をして、時間がないときにところてんを利用するというやり方が良さそうです