チョコレートでダイエット?
と言われると疑問を持つ方も多いと思います。
チョコレートの原材料のカカオのポリフェノールには、コレステロール脂肪燃焼などの効果があります
この記事で指すチョコレートはカカオ80%などのカカオを多く含んだものになります
今回の記事はこの、カカオのポリフェノールについての記事になります
それではどうぞ
カカオマスで健康で心地よい毎日を
カカオマスの効能
カカオマスポリフェノールとは、チョコレートの原料であるカカオ豆の苦味成分で、ポリフェノールの一種になります。 カカオマスはカカオ豆の種皮を取り除き、ローストしてすり潰した物を言い、 非常に強い抗酸化作用があり、悪玉コレステロールの発生を抑え、血液をサラサラにし、動脈硬化を予防する効果があります。
抗酸化作用
カカオマスやダークチョコレートがすすめられる最大の理由がこのカカオマスが持つ抗酸化作用です。
チョコレートやココア独特の苦みの正体は「カカオポリフェノール」です。
このココアポリフェノールには強い抗酸化作用があり、私たちの体内の細胞の酸化を防いでくれます。
そのため老化防止効果への期待は非常に大きなものといえるでしょう。
カカオポリフェノールの抗酸化力は、赤ワインに含まれているポリフェノールよりも強いと言われています。
コレステロール脂肪燃焼
カカオの脂質にはコレステロールの減少を助けるオレイン酸も多く含まれています。
そのためダイエットの効果にも注目が集まっています。さらに、カカオポリフェノールによる
悪玉コレステロールの減少効果も大きく期待されています。
ストレス抑制作用
カカオマスには、幸せホルモンとも呼ばれる「セロトニン」をはじめ、ストレス防止に役立つとされる
「トリプトファン」も含まれています。
トリプトファンは、セロトニンやメラトニンなどストレス軽減作用のあるホルモン物質に変換される必須アミノ酸です。
セロトニンは過度の興奮状態に陥ることを抑制し、メラトニンは体内時計に働きかけることで、覚醒と睡眠を切り替えて、
自然な眠りを誘う作用があり、「睡眠ホルモン」とも呼ばれることもあります。
そのため、疲労回復にも効果があるとされています。
ただし、トリプトファンは熱に弱いため、焙煎をしたカカオには減少しています
ココアパウダー
ココアの製造方法はカカオマスから油脂分を絞りだしたものになります。
そして、そのココアには、食物繊維が多く含まれています。
食物繊維は腸内で消化吸収を助ける善玉菌の栄養分になってくれますし、
胃腸で分解されずに排泄を改善する働きもあります。
更に、ココアにはオレイン酸とリノール酸を代表とする遊離脂肪酸が含まれており
「ピロリ菌」を倒す働きがあります。
カカオマスを含むコーヒーなどでもココアに似た殺菌効果がありますが、
ココアのほうが効果は高く、実に3倍以上になります。
カカオマスの食べすぎに注意
健康に効果的であると言われているチョコレートはカカオ含有が高いチョコレート。カカオ70以上など。
カカオマスの必要量は、1日にピュアココア1杯分、カカオ含有量が70%以上のチョコレート
で50グラムほどであると言われています。
カカオ含有量の少ないチョコレートは、糖分が多く含まれていますので食べすぎには気を付けましょう