集中力を発揮するための食べ物がや飲み物は何か。
重要な会議や試験の前に食べれば集中力を維持して、素晴らしい結果が得られる。
そんなことを考えたことがある人は多いでしょう。
しかし、そんな即効性のある食べ物や飲み物は存在しません。
最もそれに近いのは、カフェインでしょう。
朝、目を覚ますためにコーヒーを飲む人は多いはずです。
カフェインに覚醒効果があるのは間違いありません。
しかし、集中力を維持するために必要な食事は存在します。
集中力を維持するために役立つ食べ物
大豆
大豆は「ブレイン・フード」と呼ばれ、脳の働きを助ける食べ物として認知されています。
大豆に含まれるレシチンは神経伝達物質のアセチルコリンの材料です。
集中力を高めるためには、脳の働きが活発であることが重要です。
まずは、その材料を豊富に含む食物をとりましょう。
青魚
いわしやさばなどの青魚に多く含まれるDHAやEPAと呼ばれる脂質の一種が、脳の細胞膜を柔らかくして、神経伝達物質の動きをスムーズにして、集中力や記憶力を高めることが分かっています。
コーヒー
コーヒーに含まれるカフェインには覚醒作用があり、集中力の維持に役立ちます。
カフェインが含まれる飲み物には、緑茶や紅茶があり
同様の効果がきたいできます。
集中力を妨げる高GIの食物
逆に集中力は妨げる食物があります。
食後に急に血糖値が上がる食べ物があります。
炭水化物は一般にGI値(食後の血糖値の上昇率)がたかく高GIの食べ物とされます。
血糖値は食後時間をかけて下がってくるのですが、上昇値が高いと、下がる割合も高くなります。
その時に眠気を催し、集中力も低下することになります。
集中力を持続させるためには、高GI値の食物は避けるべきでしょう。
ただし、体が正常に動くためには糖分は必要なものです。
問題はその上昇の割合にあります。
食物繊維を多く取ることによってその上昇の割合を緩やかにすることができます。
昼ごはんにアンパン一つなどは眠気の原因なります。
バランスの良い食事が午後の集中力に繋がります。
集中力を高める方法
集中力を妨げるのは、眠気ばかりではありません。
いま行っていることと違うことに注意が向くのは集中力を妨げます。
それを防ぐ、1つの方法は、やるべきことを紙に書きだすことです。
やるべきことを紙に書きだすことで、その優先順位が確認できます。
また、集中力を長時間保つことは簡単ではありません。
1つのことで集中力が続かない場合は、紙に書いた別の作業をやるというのも集中力を維持するのに役立ちます。
時間を決めて、この1時間はこの仕事、次の1時間は次の仕事と決めてしまえば、その時間の間は1つの仕事に集中できます。
学校で使われている時間割は、集中力を維持するのに役立っているのです。