スーパーフードの1つとして注目されている食品にヘンプシードがあげられます。
ヘンプとは「麻」のことです。
麻布に使われる植物です。
その種がヘンプシードです。
日本では古くから、栽培されていた植物で、食用としても使われていました。
今でも雑穀や七味唐辛子に含まれています。
ヘンププロテインはこのヘンプシードから脂質を取り除いて粉末にしたものです。
ヘンプシードが注目されたわけ
その注目点は含まれている脂質にあります。
心筋梗塞などの生活習慣病の原因として、脂肪の取りすぎがあげられますが、
摂取する油の種類を改善することによって、生活習慣病の予防に役立つことが知られています。
脂質には人間の体内で合成される「飽和脂肪酸」と合成されない「不飽和脂肪酸」に大別されます。
「飽和脂肪酸」は体内で作ることができるので、体外から食物として取り入れる必要はありません。
動物性の脂質には「飽和脂肪酸」が多く含まれており、健康のためには量を減らすべきだとされています。
「不飽和脂肪酸」はオメガ6、オメガ3に大別されます。
生活習慣病の防止のためには、この比率が重要だという研究が多く報告されています。
ヘンプシードの脂質はこの割合が理想に近いため、スーパーフードとして注目されたのです。
ヘンプシードから搾った油「ヘンプオイル」も多く販売されています。
ヘンププロテイン
ヘンプシードは脂質以外の部分にも体に良い成分が含まれています。
その1つがタンパク質です。
一般に植物の種にはタンパク質が多く含まれています。
大豆に多くのタンパク質が含まれているのは、よく知られていますが、ヘンプシードにも同様に豊富なタンパク質が含まれます。
ボディビルダーなどがよく使うプロテインには、牛乳などの乳製品からつくられたホエイプロテインと大豆から作られたソイプロテインが主流です。
ソイプロテインは安価に作れるのですが、水に溶けにくく、吸収率があまり高くないという弱点があります。
ヘンププロテインは、ソイプロテインと比較すると水に溶けやすく、吸収率も高いという特徴があります。
そこで、ヴィーガン(完全採食主義者)に注目されました。
また、豊富に食物繊維を含んでおり、健康を維持するためにも役立ちます。
ヘンププロテインの弱点として、価格が高いことがあげられます。
安価なヘンププロテインと比較するとどうしても値段が高くなっていまいます。
また、味に独特の青臭さがあります。
それで、好き嫌いがはっきり分かれてしまいます。
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もし、ソイプロテインに不満をお持ちであれば、健康維持にも役立つソイプロテインを一度試してみる価値はあると思います。