日本では明治時代からビール酵母の研究が行われていました。
昭和5年に「エビオス」が発売され、ずっと継続して販売されています。
その効果は消化吸収をたすけ、乳酸菌などを増やす働きがあります。
また、必須アミノ酸やビタミン類など豊富な栄養素が含まれていることも、ずっと売れている要因でしょう。
もう一つ、ビール酵母の特徴として安いということがあげられます。
つまり、いつでも気軽に始められるということです。
ビール酵母はどのように作られているのか。
ビールは大麦を発酵させて作ります。
その発酵を行っているのが酵母です。
酵母はビールの原料である大麦の糖分を分解してアルコールを作るのです。
発酵が終わった酵母は沈殿し、その上澄みがビールになります。
そのビールの沈殿には、大麦麦芽の豊富な栄養分を吸収した酵母が含まれています。
この、栄養素に注目して、発酵を終えた酵母から作られたのがビール酵母です。
ビール酵母に含まれている栄養素
体に必要なビタミンやミネラルなどの栄養素が多く含まれるビール酵母ですが特にアミノ酸は、
体外から取り入れる必要のあるBCAAと呼ばれる必須アミノ酸9種類をすべて含んでいます。
また、食物繊維を豊富に含み、腸内の環境を整えてくれます。
ミネラルでは亜鉛も含まれており、精液が増えるとも言われています。
ビール酵母の効果
①疲労回復
必須アミノ酸やビタミンBなどが含まれており、疲労回復の効果があります。
②整腸作用
医薬部外品として販売されている「エビオス」には
胃もたれ、消化不良、胃痛に効果があるとされています。
ビール酵母には、マンナンとグルカンの2つの食物繊維が含まれています。
便秘解消の効果も期待できます。
ビール酵母には錠剤と粉末があります。
サプリメントとしては、錠剤で販売されているものが多くあります。
決まった量を味を気にせず飲むのには錠剤が適しています。
ビール酵母には、独特の苦みとにおいがあり、初めは抵抗を感じる人も多くいます。
慣れれば、スナックのように錠剤をつまむ人もいるくらいなので、慣れの問題ともいえます。
粉末で利用するには、この苦みとにおいがネックになります。
他の食べ物と混ぜるという方が多いようです。
ヨーグルトと混ぜるというのがおすすめです。
ビール酵母自体の味やかおりが強いので、料理の味が濃いものに混ぜるほうが食べやすくなります。
粉末は錠剤に加工する工程が省かれるため、値段設定が少し割安になっているメーカーもあります。
また、ビール酵母の量を微妙に調整できるのもメリットといえるでしょう。
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まとめ
ビール酵母は他の健康食品などと比べて、値段が安いのが一番の特徴かもしれません。
口コミなどをみても、コストパフォーマンスが高いとの書き込みが多くみられます。
しかも、80年以上も飲み続けられているという実績は大きな安心感になります。