糖質制限ダイエットは危険だと言われながらも、全然ブームは収まりません。
糖質制限推進派は糖質制限よりも、無理なカロリー制限が危険なのだと主張しています。
制限した糖質の分のエネルギーを他の栄養素で補う必要があるのです。
制限といっても、糖質を0にするわけではありません。
あくまで、制限です。
糖質制限で集中力が無くなる?
脳がエネルギー源としているのは、糖分です。
だから、糖分が不足すると脳の働きが鈍りそうです。
勉強中に甘いものを食べると良いといわれるのは、そのためです。
しかし、脳で使われる糖分は食事でとった糖分がそのまま使われるわけではありません。
もし、口から取る糖分が0であっても体内に蓄えられたグリコーゲンを分解して糖分が補われので、急に頭がぼやけてくるということはないのです。
炭水化物とは食物繊維+糖分
糖質制限ダイエットで気を付けなければいけないのが、食物繊維の不足です。
炭水化物は食物繊維+糖分なので、炭水化物を制限すると便秘になりがちです。
だから、意識して食物繊維の多い食物をとらなければいけません。
食物繊維が豊富な食材として、きのこや納豆、海藻などがあげられます。
ごぼうなどの根菜類にも食物繊維が豊富なのですが、糖分も多いので避けましょう。
アルコールは控えめに
糖質制限では不足した糖分をタンパク質を分解して補おうとします。
だから、タンパク質を多めに取るのです。
タンパク質を分解するのはほとんどが肝臓で行われます。
アルコールを分解するのも、肝臓なので、アルコールをとりすぎると肝臓に二重の負担がかかってしまいます。
だから、糖質制限中はアルコールは控えるようにしましょう。