運動不足を自覚していても、仕事が忙しいとなかなか運動の時間をとることができません。
運動の習慣の統計をとると、30代から40代の働き盛りの年代での落ち込みが激しくなります。
筋肉は20代をピークに落ちていきます。
週末に長時間、テニスやランニングなどを行える人はあまりいないのではないでしょうか。
そんな人たちにおすすめなのがHIITトレーニングです。
長時間の運動は有酸素運動を確保し、生活習慣病を防ぐためには重要ですが、
筋力を維持するためには、瞬間的に大きな力を出す「速筋」を鍛える必要があります。
この筋肉が落ちてくると、動きが緩慢になり瞬間的な反応ができにくくなります。
それを防ぐのがHIITトレーニングです。
HIITトレーニングとは
HIITトレーニングはHight-Inernsity Interval Trainingの頭文字をとった呼び方です。
日本語では「高強度インターバルトレーニング」と訳されます。
昔から行われていたサーキットトレーニングと同じものです。
例えば
30秒間腕立て伏せを行い、10秒休み、30秒間腹筋をして、10秒休み
といった方法で、短時間に強い運動と休憩を繰り返す方法です。
この強弱の運動を約4分間行います。
ダイエットでも有名なライザップにも取り入れられた方法で、脂肪燃焼効果が高いとされています。
HIITトレーニングは痩せない
HIITトレーニングの目的はダイエットではありません。
筋力を維持して健康を保つための運動です。
筋力維持のために、タンパク質はもちろん炭水化物や脂質やビタミンなどのバランスの取れた食事を心がけましょう。
HIITトレーニングの方法
まず、準備運動とストレッチを入念に行いましょう。
高強度の運動をいきなり行うと、関節を痛めたり、肉離れを起こす可能性があります。
ジムなどでは、自転車型トレーニングマシンで高負荷をかけて、30秒こいで、10秒休憩を繰り返すといった方法が行われます。
そんなマシンがなくても、昔ながらの方法もあります。
ランアンドウォークです。
平地でもよいのですが、より付加をかけるためには階段が良いでしょう。
人の少ない、十分な長さの階段で行いましょう。
30秒間全力で階段を駆け上る。
10秒間ウォークして階段を降りる。
この上り降りを繰り返します。
「HIITトレーニング」で検索すれば、自宅でできる?ような運動も紹介されています。
なかなか、きつそうです。
モチベーションを保つために、心拍数やなどをモニターするのもよいかもしれません。