桑の葉には、食後の血糖値上昇を抑える働きがあることがわかってきました。
日本では、カイコの餌として古くから植えられていました。
昔小学校では、社会の時間に桑畑の地図記号を教えていたくらいです。
漢方薬としても使われており、桑の葉茶を飲む習慣もありました。
最近はサプリメントや青汁の原料などの利用も増えてきました。
桑の葉に効果があることは、研究などからも明らかなのですが、短期間では結果が出にくいのです。
桑の葉茶も青汁も結構高価なものなので、もし桑の葉茶を自分で作ることができれば、と考え作り方を調べてみました。
桑とはどのような植物か
近所で桑の木を見つけるとしたら、どんな植物かわかっていないといけません。
そこで、画像を探してみました。
トップの画像は桑の葉写真です。
葉っぱの形がわかりやすい、イラスト
下から見上げた写真
葉っぱの形が丸っこいです。
品種によって葉の形はいろいろあるそうです。
これだと、葉っぱの形で判別するのは難しいかもしれません。
地図で調べればわかるかも…
と思ったら、桑畑の地図記号は平成25年に廃止になっていました。
2万5000分の1地図から「くわ畑」「工場」などの地図記号が消えた? 子どものころ習った地図記号はどうなった
平成25年以前の地図で調べましょう。
桑の実は「マルベリー」と呼ばれ、そのまま食べたり、ジャムにしたりするそうです。
結構かわいい果実です。
ポリフェノールが豊富で、サプリメントとしても利用されます。
桑の木が見つかったとして、どのようにしてお茶にするのか見てみます。
桑の葉茶の作り方
1.桑の葉が若葉の5月から、黄色になる前の11月までの葉を使用します。
木から直接葉っぱを摘んでもよいのですが、大変なので、枝ごと持ってきて2、3日陰干しにしておくと摘みやすくなります。
2.葉っぱを水洗いし、5、6分蒸します。
出来れば、蒸気が通りやすいように、2、3㎝の大きさに刻んでおきましょう。
3.蒸しあがったらすぐに広げて蒸気を飛ばします。
4.香ばしい香りがするまで、焙煎します。
フライパンなどで、煎ると良いでしょう。
お茶の製法と同じで、蒸したあと手もみなどをすると風味が増すそうです。
なかなか大変そうです。
数日天日で乾燥させるだけという作り方もあるそうですが、蒸したほうが風味が断然アップします。
参考ページ:「桑茶」の効能と作り方 :我が家の桑の木から作ってみた!
まとめ
自分で作るとなると、結構大変そうです。
まずは、プロが作った桑の葉茶を飲んでみて、気にいったら挑戦してみようと思います。