糖質からのカロリーを良質な脂質に置き換えて、健康にダイエット

最新のアメリカの研究によると、太る理由は糖質の取りすぎにあるとのことです。

しかし、単にカロリーを落とすだけのダイエットはほとんど失敗します。

そのメカニズムは次のように考えられます。

糖分をとると、血液中の血糖値が上がり、インスリンが分泌されます。

血液中のインスリン濃度が上がると糖分を脂質に変え体内に蓄えようとします。

脂肪を少なくするためには、糖分を制限すればよいように思えますが、今まで食べていたカロリーを制限すれば、体は飢えへの恐怖から、省エネモードに転換するのです。

その結果、カロリーの消費量が落ちて、体重は落ちなくなります。

体が省エネモードの間は、ある種の飢餓状態と認識され、空腹感を覚えるようになるのです。

そして、体の欲求に負け、甘いものを食べてしまうと、更に太るといった結果を招きます。

いわゆるリバウンドです。

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リバウンドを防ぐためには

ダイエットには、カロリー不足にならずに糖質を制限する必要があります。

この時に取るべきなのが良質な脂肪です。

アメリカの研究では、高脂肪・低炭水化物を摂ったグループと低脂肪・高炭水化物を摂ったグループで比較すると、高脂肪のグループの代謝速度が上がり低脂肪グループよりも多くのカロリーを消費したという結果がでています。

しかも、前者では、中性脂肪の量が減少し、血糖値の値も低く抑えられていました。

つまり、ダイエットは食事のカロリーを減らすのではなく、その割合を変更することが重要だということです。

今まで、炭水化物や糖質から取っていたカロリーを脂質に置き換えるべきなのです。

そうすれば、空腹感にさいなまれることもなく、体重は適正になり、血糖値やインスリンの量も正常にもどるのです。

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ダイエットのためには食事を減らすという考えを捨てよ

今まで述べてきたことは、ダイエットのためには体質改善が必要だとの前提があります。

食べていた量を減らすという考えでダイエットを行うと、体が飢餓状態だと認識してリバウンドを起こすことに繋がります。

食べる量ではなく、質を変えなければダイエットの成功はないということです。

カロリーの量は変わらなくても、代謝の量が増えれば体重は落ちていきます。

しかも、空腹とたたかう必要もなく、健康を取り戻すことがダイエットに繋がるのです。

 

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