皆さんはクレソンという食べ物をご存知ですか?
レストランなどでステーキを注文した時についてくる葉、といえば思いつく方も多いかもしれません。
単なる飾りとしてしか見られてないようですが、実はこのクレソンには非常にたくさんの栄養が含まれています。では実際にどのような栄養が含まれているのかを見ていこうと思います。
栄養価
最も高い栄養価が高いのはカロテンです。カロテンは強い抗酸化作用を持ち、血をきれいにして動脈硬化、高脂血症などの生活習慣病を予防し、その他には、がんや老化を防ぐ効果があると言われています。
次に高い栄養価を持っているのはシニグリンという成分です。クレソンを食べるとピリッとした辛さがありますが、この成分によるものです。主な効果は、食欲増進、胃もたれを解消させる効果があります。ステーキになどに乗っている理由は、肉についている脂肪の消化を高める作用を持っているため、ステーキなどの肉料理に用いられます。
栄養価が高いことはですが、まだまだ高い効果があります。抗菌作用もあり、口臭を予防する効果があります。
さらには癌を予防する効果も証明されています。タバコの中に含まれているニコチンの中にはNNKという成分があり、発がんの毒性が強いと言われています。ある実験で喫煙者に1日に3回クレソンを食べさせた結果、このNNKの一部を無毒化する効果が発揮されました。喫煙者の方は食べてみてはいかがでしょうか。
レシピ
キッコーマンが公開しているレシピを一部紹介します。そのままサラダにして食べるのももちろん良いのですが、もう一味加えたい、という方は牛肉ロール巻きや、卵とじスープ、チャーハンなどにすることもできます。詳しくはこちらに掲載されています。
自宅での栽培
クレソンは自宅でも簡単に栽培することが出来ます。野菜として市販されているクレソンの切って使った残りの茎葉を、水に差しておくと発根します。キッチンの窓辺などで育てられる栽培方法ですが、水温の上昇に弱いので、水温が高くならないように直射日光は避けましょう。
まとめ
あまり知られていないクレソンですが、驚くほど効果が高いことがわかりました。まだ食べたことない方や、健康に気を配っている方はぜひこの機会にクレソンを食べてみましょう!