ホーリーバジルというハーブをご存知でしょうか?
ホーリーバジルは、ヒンディー語でトゥルシー(比類なきものという意味)と呼ばれ、インドのアーユルヴェーダで数千年にわたり使われて来た薬草です。
アーユルヴェーダでは一種の「不老不死の薬」と言われており、様々な効能と癒し効果を持ち、副作用がない万能ハーブといわれています。
それでは実際にどのような効能があるのかを実際に見ていきましょう。
ホーリーバジルとは?
アジア、オーストラリアの熱帯を原産としたシソ科の植物で、英語ではホーリーバジル(聖なるバジル)、サンスクリットではトゥルシー(比類なきもの)、日本ではカミメボウキ(神目箒)と呼ばれています。バジルの一種です。
ホーリーバジルは宗教用や医療用、食料、ハーブティーの材料、エッセンシャルオイルの抽出などさまざまな用途として栽培されています。
後述しますが、インドの伝統医学アーユルヴェーダで「不老不死の薬」と言われるほどさまざまな効能があります。
成分
ホーリーバジルには以下の成分が含まれています。
オイゲノール、オレアノール酸、ウルソール酸、ロズマリン酸、カルバクロール、リナロール、β-カリオフィレン
効能
ホーリーバジルの効能には次のようなものがあります。
ストレス緩和
トラウマ・不安など精神疲労、ストレスへの抵抗力を高めてくれる働きがあるとされています。
免疫力の向上
免疫力を高めて、風邪などをひきにくい健康な体を保つ効果があるとされています。
美容・アンチエイジング
ホーリーバジルには免疫力アップのほか、抗酸化作用の効果もあり、美容・アンチエイジングに効果があるとされています。
肝機能障害の予防
消化器官の働きを高めて、肝機能の働きを改善する効果があるとされています。
血糖値、血圧の降下
血糖値や、コレステロール値を下げる働きがあり、糖尿病や心臓病に効果があるとされています。
アレルギー症状の改善
花粉症、アトピーなどのアレルギー症状の改善に効果があるとされています。
デトックス効果
体内にとり込まれた化学物質や重金属などの異物を体外へと排出してくれる働きがあるとされています。
まさに、万能の名に相応しい効能ですね。
これだけの効果があるにもかかわらず、摂取による副作用がないとされているところも素晴らしいです。
使い方
手軽に摂取できるのはお茶かと思います。
ホーリーバジルティーはノンカフェインのため、時間を気にせず飲めるのもよいところです。
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お茶としての飲み方
◆フレッシュの場合
ティーポットに葉を入れて熱湯を注ぎ、10分ほどおいてカップに注いで飲んでください
◆ティーバッグ・粉末の場合
沸騰したお湯にティーバッグ・粉末を入れて3〜5分程待って、飲んでください。
料理としては、タイ料理のガパオライスにホーリーバジルが使われています。
そのほか、パスタや肉・魚の炒め物などにも入れてみてはいかがでしょうか
注意点
ハーブの効能には妊娠中には禁忌のものもあるので、妊娠中、授乳中の方は控えたほうが良いでしょう。
また、ホーリーハーブはシソ科の植物ですので、シソ科の植物にアレルギーのある方は注意してください。
体質・効果は人によってそれぞれですので、少量から試して様子を見たほうがよいかもしれません。