目に優しい食べ物と聞いて、ブルーベリーを連想される方は多いのではないでしょうか?
しかし、目に必要な栄養素はブルーベリーに含まれるアントシアニンだけではありません。
目に必要な栄養素を把握し、目に優しい食生活をおくりましょう。
目に必要な栄養素とそれらが含まれる食品
ビタミンA
レバー、ニンジン、うなぎ、パセリ、青ジソ
ビタミンB1
豚肉、うなぎ、たらこ、玄米、こんぶ、枝豆
ビタミンB2
レバー、牛乳、サバ、うなぎ、納豆、卵
ビタミンB6
にんにく、ピスタチオ、ひよこ豆、ゴマ
ビタミンB12
しじみ、レバー、あさり、イクラ、赤貝、ホッキ貝
ビタミンC
ピーマン、パセリ、レモン、ゆず、ブロッコリー、柿、イチゴ、ジャガイモ
ビタミンE
せん茶、アーモンド、マーガリン、植物油、たらこ、モロヘイヤ、カボチャ
タウリン
ホタテ貝、あさり、タコ、タラ、イカ、ヒラメ、カツオ
亜鉛
牡蠣、煮干し、ココア、牛肉、米
DHA/EPA
マグロ、ブリ、サンマ、イワシ、アジ、卵
ルテイン/ゼアキサンチン
ほうれん草、ブロッコリー、カボチャ、キャベツ、レタス、トウモロコシ、卵
リコピン
ピーマン、トマト、カボチャ、キュウリ、ホウレンソウ、ニンジン、イチゴ、オレンジ、ナシ
アスタキサンチン
シャケ、イクラ、エビ
アントシアニン
ブルーベリー、赤ジソ、黒ゴマ、ブドウ
目に優しい食事とは
これらの食品は目に必要な栄養素を含んでいます。しかし、どのような食品でも過剰摂取はよくありません。自分に不足していると思うものを、新しく食事に取り入れる程度で良いでしょう。
紹介した栄養素の中でも、不足しやすいと言われているのはビタミンB2、B6、B12です。これらは、卵や牛乳に含まれていて、摂ろうと思えば簡単に摂ることができます。また、男性は亜鉛不足も多いです。亜鉛はお米にも含まれているので、パン食の多い方はお米を摂るようにするといいのではないでしょうか。
まとめ
眼精疲労や光、ストレスなど、様々な原因で視力は低下していくと考えられています。PCやスマホの使い過ぎも一因となるでしょう。しかし、そういったよく聞く原因の他に「栄養不足」があります。
ビタミンなどの栄養素の不足は体の機能を低下させます。
日常生活を大きく変えなくても、食事を変えることで改善できる可能性はあります。
老後に向けて目に優しい食事を心がけてみませんか?