豆乳の効果として、よく注目されるのが生理痛予防です
豆乳に含まれる大豆イソフラボンが女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしているためです
そのほかにも、脳の活性化、ダイエット、美肌、ガン予防、骨粗しょう症予防、コレステロールの低減などの効果が期待されます
豆乳の有効成分
1.大豆タンパク
大豆の33%はタンパク質です
ダイエットに失敗しないためには、体の脂肪を減らし筋肉を増やして基礎代謝を上げることが重要です
そのためには、脂質を減らし、良質のたんぱく質を摂る必要があります
大豆の33%はタンパク質です
しかも、脂質の少ない良質のたんぱく質なので、豆乳はダイエットに向いている食品なのです
大豆タンパクは消化吸収に時間がかかるため、満腹感が持続し間食予防にも役立ちます
2.大豆イソフラボン
大豆の胚芽に含まれるポリフェノールの一種です
大豆イソフラボンは女性ホルモンのエストロゲンに似た構造をしています
そして、エストロゲンの分泌を適正に整える働きがあるため、生理痛に効果があります
また、エストロゲンは骨の形成にかかわり、不足すると骨粗しょう症を引き起こします
大豆イソフラボンをとることによって、骨粗しょう症の予防につながります
余談として、豆乳を摂りすぎると男性の胸が膨らむという報告があります
【飲みすぎ注意】40代男性が豆乳をガブ飲みし続ける → 胸が猛烈に成長!
http://rocketnews24.com/2014/06/24/457385/
もっとも、このニュースは中国の話ですし、ニュースソースもはっきりしないため、話し半分で聞いて置いたほうがよさそうです
3.レシチン
レシチンは細胞膜の形成に関わり、新しい細胞を作るのに役立ちます
神経伝達物質を生成し脳を活性化するため、認知症予防の効果も期待されています
また、コレステロールの排出を助けるため、動脈硬化を防ぐはたらきをします
4.サポニン
血液中のコレステロールや中性脂肪を洗いながすため、肥満予防につながります
また、サポニンには抗酸化作用があり、動脈硬化などの老化予防に役立ちます
豆乳のレシピ
第2回豆乳レシピ甲子園 郷土料理部門 最優秀賞
材料:4人分
納豆…2パック豆腐…1/2丁油揚げ…1~2枚こんにゃく…1/2枚にんじん…1/2 本ごぼう…1/2本芋がら…15g調製豆乳…200mlみそ…大さじ4~5作り方
手順1
油揚げは油抜きして細切りにする。こんにゃくは下ゆでし、食べやすい大きさに切る。芋がらは、パッケージの表示どおりにもどし、食べやすい長さに切る。豆腐はさいの目に切る。にんじんは半月切りに、ごぼうはささがきにして、さっと水につけて水けをきる。納豆は細かく刻む。
手順2
鍋に水600mlを入れ、芋がら、にんじん、ごぼうを加えて火にかける。煮立ったらこんにゃく、油揚げ、豆腐を加え、にんじん、ごぼうがやわらかくなるまで煮る。
手順3
納豆、みそを鍋の湯で溶いて加え、豆乳を加えてひと煮立ちさせる。
納豆、油揚げ、みそ
全て大豆が原料です
大豆づくしの料理です
豆乳ヨーグルト
豆乳をヨーグルトと混ぜて食べるという食べ方が広がっています
飲料メーカーのエルビーは、豆乳を発酵させたヨーグルト風味の飲料を発売しました
混ぜるまでもなく、豆乳だけでヨーグルトを作ってしまったということでしょう
まとめ
効果を列挙すると、豆乳をがぶ飲みしたくなりますが、過ぎたるは及ばざるがごとし
男性のお乳が膨らんでくるかもしれません
なにごとも、バランスが重要です
1日1回豆乳を取るように心がけるくらいがちょうど良いのではないでしょうか
様々なレシピもありますし、豆乳や新しい豆乳飲料もあります
これだけいろいろな食べ方があれば飽きずに続けられるのではないでしょうか