野菜と違って日陰や湿ったところに生えるイメージが強く、栄養価についてもあまり知られていないからか、日頃から食べられていない印象の「キノコ」。
しかし、キノコは野菜に勝るとも劣らぬ栄養素の宝庫です。
キノコに含まれる栄養素についてご説明します。きっと明日からの食事にはキノコを取り入れたくなること間違いなしです!
主なキノコの栄養素
低カロリーなのにビタミンとミネラルがたっぷりで、その上野菜よりも比較的食べ応えのある肉厚なものが多いキノコ。キノコで摂りやすい栄養成分には以下のようなものがあります。
食物繊維 | 日本人に不足しがちな食物繊維。普通に食事を摂っているだけでは、ほとんどの人は食物繊維不足です。 |
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ビタミンB | キノコには健康増進や老化防止に繋がるビタミンB類が豊富に含まれています。 |
カリウム | 生命維持に欠かせないミネラルの一つで、高血圧の予防にも効果があります。運動する方はカリウムを消費するので、積極的にキノコを食べていただきたいです。 |
野菜と比べて
食物繊維の豊富さは、野菜の中でも食物繊維の豊富な根菜に並びます。便秘の改善のために食物繊維を摂りたいという方は多いと思いますが、野菜に加えてキノコも摂れば、より効果が期待できるでしょう。
また、ビタミンやミネラルもしっかり含まれているので、野菜とは違うからといって食べることに消極的な方には、野菜の一種であるくらいの認識で食生活に取り入れることをおすすめします。
まとめ
キノコを野菜感覚で取り入れて欲しいというのがこの記事の主旨です。いつものサラダや煮物にキノコを入れて、キノコを食べる習慣をつけましょう。
毎日摂るのにおすすめの食べ方は、「炊き込みご飯に入れておいて、ご飯を小分けにして冷凍保存する」か、定番の「お味噌汁に入れる」ことです。お味噌汁でなくても、スープやお吸い物にも入れることができるので、汁物の具材に迷ったらキノコを入れてみてはいかがでしょうか?