お正月に食べるおせち料理の中にもスーパーフードが含まれています。
今回は、黒豆の効能を紹介します。
黒豆は、大豆の仲間で黒大豆(くろだいず)ともいいます。
大豆には大豆イソフラボンや大豆サポニンなどの有用な栄養成分が多く含まれています。
黒豆も大豆と同じ栄養成分が含まれているだけでなく黒い皮の部分にもポリフェノールの一種であるアントシアニンが含まれていることが知られています。
古くから体にいい食べ物であることは知られていましたが、ダイエットなどにも効果があり注目されています。
黒豆の健康成分
アントシアニン
アントシアニンには、皮膚のコラーゲン同士を結びつける働きがあるため、肌荒れ予防や美肌効果があります。
シミやしわの原因になる活性酸素を減らす働きがあり、アンチエイジング効果も期待できます。また、チロシナーゼというシミを作る酵素を抑える働きもあります。
また、脂肪の吸収を抑え、余分な脂肪を排出する働きがあるため、ダイエット効果があります。
サポニン
大豆に含まれるサポニンには、腸で吸収されたブドウ糖が脂肪に変化することを抑え、かつ、脂肪の燃焼を促進するため、肥満になりにくくする効果があります。
また、血栓の元となる過酸化脂質の生成を抑制して動脈硬化を予防する効果があります。
イソフラボン
イソフラボンには骨からカルシウムが流出するのを防ぐ働きがあり、骨粗しょう症を予防する効果があります。
また、エストロゲン(女性ホルモン)と似た働きがあるため、更年期障害を軽減する効果があります。
ほかにも、白髪や抜け毛に効果があるレシチン、ビタミンE、高血圧予防効果が期待できる大豆タンパクなどの豊富な健康成分が含まれています。
黒豆ダイエット
黒豆にはシアニジンという色素成分が多く含まれています。
このシアニジンは脂肪を包み込み、脂肪が腸で吸収されるのを防ぐとされています。
結果的に脂肪が付かず減量し、ダイエットに繋がります。
また黒豆の食物繊維は胃に長く留まることで満腹感を持続させ食欲を抑制する効果もあり、食物繊維で得られる便秘解消などデトックス効果も期待できます。
ダイエット方法
1日70gの黒豆を摂取するだけの方法です。
黒豆だけを摂取するのではなく、普段の料理に黒豆を加えて摂取します。
まずは黒豆を下ごしらえする必要があります。
黒豆の倍程度の水に浸し一晩ふやかします。
ふやかした黒豆を15分ほど蒸せば下ごしらえは完了です。
ご飯と合わせて食べてもいいですし、サラダに混ぜてみたり色々な料理に加え摂取しましょう。
口コミなどを確認すると、特に黒豆茶に人気があるようです。
レンジで温めて、熱湯を注ぐだけという手軽さが人気の秘訣です。
【国産】(北海道産)黒豆茶「香り焙煎」600g 10P06jul13
まとめ
おせち料理にはよく入っていますが、普段はなかなか摂取することはありません。
意識して摂取することで便秘の解消やダイエットに一役買ってくれると思います。
口コミでも高評価を得ていますので他のダイエットで失敗してしまったという人も改めてチャレンジしてみてはいかがでしょうか。