スーパーフードとして注目を集めているゴジベリー。日本ではクコの実の方が馴染み深いですね。
アメリカ・カナダでは広く認知されていて、今後日本でも重要なスーパーフードになるとみられる「プライマリースーパーフード10」にも含まれています。
美肌効果のあるβ-カロテンが豊富に含まれていて、美肌効果のあるビタミンなど肌のアンチエイジングに効果があると女性を中心に注目されています。
しかし、大量摂取による副作用なども指摘されているので、効能だけを得るためには摂取量を適切に理解していないといけません。
世界三大美女 楊貴妃も1日3粒を守っていたそうですよ。
ゴジベリー(クコの実)の効果と効能
含まれる栄養素と効果・効能
特に注目したいのはオレンジの500倍ともいわれるビタミンC、ポリフェノール類(ルチン、タンニン)、カロテノイド類(β-カロテン、リコピン、ルテイン、ゼアキサンチンなど)の強い抗酸化作用がある成分が豊富に含まれているという点です。
酸化を防いでくれることで生活習慣病の予防、老化や肌トラブル(シミ、シワ、たるみなど)のアンチエイジングに効果が期待できます。
またコラーゲンの生成を促進する効果があることも分かっています。
それ以外にも血行不良の改善により冷え性や肩こり・むくみの改善、疲労回復や代謝促進効果、女性のホルモンバランス不調の改善、そして視力低下や白内障・緑内障の予防にも効果があるとされています。
妊娠中・授乳中の摂取、大量摂取は絶対だめ!
クコの実にはベタインという成分が含まれており、このベタインには月経促進や人工中絶薬としての作用があるので摂取は避けてください。
また胃腸が虚弱で消化不良、下痢気味の人には不向きです。
小さい子どもにも同様で避けた方がいいでしょう。
食物性植物アレルギー疾患をもつ人が摂取した所アナフィラキシーと診断されたという報告があるので、心配であればかかりつけの医師に相談するのがよいでしょう。
クコなどナス科の野菜は食べすぎると腹痛や下痢を起こすことも分かっているので、過剰摂取には気を付けなければなりません。
こういった副作用から多くても1日5粒 ~ 10粒程度に抑えて摂取しましょう。
クコの実の食べ方・レシピ
私はそのまま食べることが多いです。
他にはお茶を注いで枸己茶(くこちゃ)にしても美味しいです。
ミランダ・カーさんはスムージーに入れて飲んでいると発言していましたね。
ヨーグルトやアイスにトッピングすればかわいいアクセントに、グラノーラにクコの実をトッピングするなどもおすすめですよ。
特別なレシピなどはありませんが、クコの実単体でも美味しく、何かにトッピングして摂取するというのが一般的ですね。
このお手軽さがブームに拍車をかけたのかもしれません。
まとめ
原産は中国、東南アジアですが日本でも広い地方で栽培されています。
小さめのスーパーにも置いてあるので手軽に入手できるのもポイントです。
ぜひ普段の食生活に取り入れてみてくださいね。