ランニングを始める前にランニング用のシューズを用意しましょう。
「わざわざ購入しなくてもいいんじゃないの?高いし。」という人もいますが、ランニングを安全に、そして高いパフォーマンスを得るためにランニングシューズは必須です。
継続しなければ効果が薄いランニングで怪我をしてしまって、継続できないとなれば元も子もありません。
一般的なシューズとランニングシューズは何が違っていて、どんなものを選ぶのがいいのでしょうか。
目次
ランニングシューズの特徴
一般的なシューズ、ここではウォーキングシューズとの違いを見てみましょう。
それぞれの特徴を把握することで一般的なシューズ(ウォーキングシューズ)ではなくランニングシューズを準備してランニングすることの大切さが分かってもらえると思います。
ウォーキングシューズの特徴
- ある程度の重さを持たせることで振り子の効果がある。そのため自然に足が踏み出せる。
- 靴底が厚いことで耐久性が高い。
- 上記2点によって歩行時の安定性が高い。
ランニングシューズの特徴
- ウォーキングに比べ勢いは十分。そのため足の運びをスムーズにするため軽い。
- 着地したときの衝撃に耐えるためにクッション性・衝撃吸収力が高い。
- 通気性に優れムレにくい。
ランニングシューズ選びのポイント
ランニングシューズのタイプ
ランニングシューズには大きく分けて3つのタイプがあります。
- クッション系ランニングシューズ ( = 衝撃吸収力が高い )
- トレーニング系ランニングシューズ ( = クッション性、軽量性のバランスがいい )
- レース系ランニングシューズ ( = 軽量性が高い )
例えばレース系ランニングシューズであれば軽量性を重視しているため、その分クッション性・衝撃吸収力が低くなっているので、ランニング初心者の方がレース系ランニングシューズを選ぶと膝を痛めてしまうといった故障に繋がります。
これからランニングを初めてみようと思う方はクッション系を、
ランニングを継続していたり、今でも運動を続けているという方はトレーニング系、レース系を選ぶといいでしょう。
足の形とサイズ選び
ランニングシューズ選びでもっとも失敗しやすいポイントがサイズ選びです。
女性は小さいサイズを選んでしまう傾向があり、男性は大きなサイズを選んでしまうといった傾向があるそうです。
自分に合ったランニングシューズを見つけるためには、自分の足の形をしっかり把握する必要があります。
スクエア型
親指の長さと人差し指の長さが同程度で、比較的足の指の長さが揃っている足の形をスクエア型といいます。
このタイプの人はつま先部分が細くなっているシューズを選ぶと、小指が圧迫されやすいため注意が必要です。
シューズの幅に注意して選ぶと良いでしょう。
エジプト型
日本人に多いタイプで、親指がもっとも長く小指にかけてなだらかな傾斜を持つ足の形をエジプト型といいます。
このタイプの人は親指のつま先がシューズにあたってしまうため、しっかりと余裕を持ったシューズを選ぶと良いでしょう。
ギリシャ型
足の人差し指がもっとも長く、親指よりも人差し指が飛び出た足の形をギリシャ型といいます。
比較的どんなランニングシューズにも馴染みやすいため、シューズの幅さえ気にかけていればさほど失敗することはないでしょう。
正しく選ぶには。
ランニングシューズの専門店に行けば、専門のトレーナーやアドバイザーがいます。
このトレーナー・アドバイザーに足の形や幅、サイズやランニングのフォームなどをチェックしてもらうのが一番いいです。
専門的な靴を購入するには専門家のアドバイスを受けながら購入しましょう。
まとめ
ランニングシューズは取り扱っているメーカーもたくさんありますし、シューズ自体も多くの種類があります。
これからランニングするたびに一緒に走る靴なのでしっかりと検討して購入しましょう。
自分の足を守ってくれるランニングシューズは一番の仲間です。