今年2016年の7月30日は土用の丑の日です。
うなぎ屋から商売の相談を受けた平賀源内が、「丑の日に”う”のつく食べ物を食べると夏痩せしないと言われていたから「本日は丑の日」と書いて看板を出すように」と勧めたところ、そのうなぎ屋が大変繁盛したため他のうなぎ屋も真似をして広まったと言われています。
なぜうなぎを食べると夏痩せせずに、元気がでるようになるのでしょう。
その栄養素や食べ方など調査しました。
目次
うなぎには栄養素がいっぱい。さらに美容食でもある!
うなぎにはビタミンA、B1、B2、D、Eに加えDHA、EPA、ミネラル(鉄、亜鉛、カルシウム)など体に必要な栄養素がたくさん含まれています。
ビタミンA
うなぎに含まれるビタミンAは眼の働きを良くする効果があると言われ、うなぎ1匹で成人が1日で必要である十分な量が摂取できます。
またビタミンAにはレチノールという美容液にも配合されている成分があり、キメ細かい肌に導いてくれるでしょう。
ビタミンB1、B2
ビタミンB1には疲労回復効果があり、ビタミンB2は口内炎や髪、爪、皮膚の健康を保つといわれ新陳代謝を助けてくれるので美肌・美容に効果があるとされています。
ビタミンD・カルシウム
ビタミンDは骨や歯にカルシウムを取り込むのに必要な栄養素と言われていて、カルシウムと一緒に摂取することで骨粗しょう症や骨軟化症の予防に効果があるそうです。
うなぎにはどちらも含まれているので、うなぎを食べることで健康な骨作りになります。
ビタミンE
ビタミンEは抗酸化作用があるため、細胞の酸化、ひいては老化を防止する働きがあります。
生活習慣病の改善や健康のためには欠かせない栄養素です。
DHA(ドコサヘキサエン酸)
DHAと言えば魚のイメージがありますが、うなぎにも豊富に含まれています。
多くの効果が期待されていて、記憶力の向上、視力の回復、癌や心臓病、高血圧、糖尿病、脳卒中、動脈硬化の予防・改善に良いとされています。
EPA(エイコサペンタエン酸)
EPAは脳梗塞や心筋梗塞などの予防に効果があるとされています。
コレステロールや中性脂肪を減らす働きもあり、血液の流れを良くするといったことが期待できますね。
うなぎ おすすめのレシピ!
栄養素で見てもらったように豊富な栄養素で美容にも効果があるようです。
ですが、女性にもっとも大事だと言われるビタミンCが含まれていません。
実際に食べるときは、レモンなどのビタミンCを多く含む食品と一緒に食べると効果的です。
ダイエットしている方はうな丼でもご飯を少なめにするなど、決して油断はしないでくださいね。
鰻とアボカドたっぷり野菜の山椒マヨ和え
材料
鰻の蒲焼き(1尾)、きゅうり(1/2本)、アボカド(1個)、レモン汁(小さじ1)、ミックスサラダ(1袋)、マヨネーズ(大さじ2)、鰻の蒲焼きのタレ(10ml)、山椒(お好みで)
詳しい作り方はこちら → Cookpad 鰻とアボカドたっぷり野菜の山椒マヨ和え
まとめ
8月~12月に旬を迎える鰻は色々な栄養を持っていることが分かりました。
夏バテ防止にはもちろん、女性が気にするアンチエイジングなどにも効果があるので、ちょっと贅沢してみるのもいいかもしれませんね。
うなぎはカロリーもそんなに高くないので、ダイエット中の方にも十分おすすめできますよ!
でも、うな丼など一緒に食べるものには気を付けてくださいね。