スーパーフードとは1980年代からアメリカ合衆国で使われ始めた言葉です
食事療法を研究する研究者の間で使われ始めた言葉で、一般的な食品よりも生活習慣病などを予防するのに有効な成分を多く含む食品のことです
サプリメントと普通の食材の間にあるようなものと考えればよいでしょう
日本スーパーフード協会
2014年1月に日本で設立された協会です
米国発祥のスーパーフードを紹介する啓蒙活動をしています
米国でスーパーフードの牽引しているのはハリウッドスターやスーパーモデルなどで、美容の側面が強いようです
最近ではなるべく人工物を避けて、自然な食べ物、簡単な食べ物を摂るという潮流になっています
人工的なサプリメントからではなく、なるべく加工していない自然な食材から有効な成分を取り入れることのできるスーパーフードに注目が集まっています
日本スーパーフード協会では資格制度も用意しています
スーパーフードマイスターという資格で、スーパーフードの知識をプレゼンテーション能力が重視されるようです
スーパーフード協会の提唱する食材
日本スーパーフード協会が提唱するスーパーフードは次のようなものです
【プライマリースーパーフード10】
・スピルリナ ・アサイー ・カカオ ・ココナッツ ・チアシード
・ブロッコリースーパースプラウト ・カムカム ・ビーポーレン
・クコの実(ゴジベリー) ・麻の実(ヘンプ)
あまり日本ではなじみの無い食材もありますが、カカオやブロッコリースプラウトなどならおなじみの方も多いでしょう
最近話題のチアシードなども含まれます
他のスーパーフードの中には日本でも手に入りやすいものもあります
植物の種の中で、ソバやカカオ、チアシードやココナッツ、キヌアなど
オイルなど液体状のもので、生はちみつ、インカインチ油(サチャインチ油、グリーンナッツ油、亜麻仁油(フラックスシード油)、ココナッツ油など
その他の食材で、アーモンド、ブロッコリースーパースプラウト(ブロッコリーの新芽)、納豆、味噌、甘酒、緑茶、サーモンなど
納豆や味噌、甘酒、緑茶などは日本で昔から食べられていたものです
日本人は昔からスーパーフードを食べていたともいえます
ただ食の欧米化が進み、これらの食材も食べられる量が少なくなっています
朝食に納豆と味噌汁、シャケの塩焼きは定番ですが、全てスーパーフードだったのです
日本スーパーフード協会のホームページはこちら
スーパーフードの調理法
スーパーフードはなるべく火を使わずに生のままで摂ることを基本にしています
オイルならば、ドレッシングなどにするのが向いています
他の食材ではスムージーにするのが良いでしょう
スムージーとは、細かく切った食材を凍らせるか、氷と一緒にミキサーにかけたものです
マックシェイクの野菜版といったところでしょうか
甘くするためにハチミツなどを垂らせば飲みやすくなります
まとめ
スーパーフードは普段の食生活では取りにくい栄養素を多く含む食材です
だから普段の食事にプラスして取るものです
ダイエットなどをしていると無理をして同じものばかり食べるという食生活になりがちです
しかし、それでは長続きしません
長く続けるためにも簡単に調理できるスーパーフードは最適です
今までの食生活を変えることなくちょっと量を減らして、その分をスーパーフードに変えればよいのです