江戸時代には夏バテ防止のために、飲まれていた甘酒。
その栄養素にはビタミンBや葉酸、食物繊維、オリゴ糖などが含まれています。
栄養剤としての点滴とほぼ同じ成分であることから、「飲む点滴」とよばれます。
甘酒には酒粕から作られるものと、米と米麹を混ぜて作られるものとがあります。
酒粕から作られたものは砂糖が使用されています。
米と米麹から作られるものにも、甘さを補うために砂糖を加えた市販品も多いのですが、自宅で作れば砂糖無添加でも、十分甘い甘酒ができます。
日本スーパーフード協会は米麹で作った甘酒をスーパーフードと認定しています。
オリゴ糖や食物繊維は腸内の善玉菌のえさになるので、整腸作用が期待できます。